狭山市の史跡

狭山市は古くから茶の生産で知られてきた地域です。歴史も古く、市内には人々が営んできた歴史を伝える史跡が多数残っています。

 

そんな狭山市の史跡の代表格を挙げてみましょう。まず天岑寺(てんしんじ)の惣門。このお寺は曹洞宗で、1594年開山。由来を中世末期にまで遡ることができる由緒ある史跡となっています。なお、明治後、1870年に火災にあい、本殿をはじめとする多くの建物が消失してしまいましたが、この惣門だけは被災を免れ、現在にまで歴史を伝えています。特徴は沖縄風の様式を取り入れている点。エキゾチックな雰囲気を感じさせてくれる風情が魅力です。

 

それから八幡神社の本殿。こちらには具体的な創建年月は記録の消失によって明らかではありませんが、社に残る縁起によると鎌倉時代末期、かの新田義貞が鎌倉攻めを行う際にこの社に戦勝参拝を行ったとされており、中世初期まで歴史を遡ることができます。この本殿の魅力は透かし彫りと浮き彫りを巧みに用いた彫刻。市内でこれほど優れた彫刻はないともいわれており、文化財としての価値も非常に高いといえます。なお、上野国(群馬県)の鏑木半二邦高という人物が造ったとされています。

 

そのほかにも広福寺山門など、狭山市の歴史を知らせる史跡が多数あります。狭山市を訪れた際にはこうした魅力ある建造物を辿ってみるのもよいのではないでしょうか。また、市内在住の人も意外にこうした史跡を知らない人も多いでしょう。改めて見直してみるのも面白いものです。

狭山市と文学

狭山市に在住・活動した文学関連の人も多く、ゆかりの場所や作品なども少なくありません。ここでは狭山市で活躍した文人について取り上げてみましょう。

 

まず最初に挙げるべきは津村節子(1928〜)。福井県出身で子どもの頃は東京に住んでいましたが、戦争中に当時の入間郡入間川町(現狭山市)に疎開、戦後もそのまま住み続けて活動を行っています。なお、本名は吉岡節子。「津村」というペンネームは映画評論家津村英雄、詩人の津村信夫兄弟からとられたものです。この作家は1965年に芥川賞を受賞しており、当時は女性の受賞者が珍しかったことから大きな話題となりました。その他数多くの文学賞を受賞しており、狭山市を代表する文人といえます。

 

それから土屋由岐雄(1904〜1999)。児童文学作家で、生まれは東京都文京区。この作家の名前を聞いたことがない人でも代表作「かわいそうなぞう」をご存知の人は多いでしょう。戦争中の動物達の悲劇を描いたこの作品は世代を超えた名作として現在でも読み継がれています。この作家は晩年を狭山市で過ごしており、市内にある智光子ども動物園の敷地内にはこの人の句が刻まれた碑も建てられています。

 

他にも現役の作家として狭山市で活動している文人としては児童文学作家のさねとうあきら、作家の大道珠貫などが挙げられます。狭山市にはこうした作家をひきつける魅力があるのでしょう。日ごろ本を読む習慣がない人も改めて狭山市で活動する作家の作品に触れてみてはいかがでしょうか。

行田市のグルメスポット

古代の歴史を現在に伝える埼玉古墳群で有名な行田市。地元の人のみならず全国各地から歴史好きが集まる市ですが、そんな人たちを楽しませてくれるグルメスポットもたくさんあります。

 

行田市といえばまんじゅうで知られる市でもあります。そのため和菓子・洋菓子を扱っている店も多く見られます。代表格では「十万石 行田本店」。ここは行田市の特産品、十万石まんじゅうを取り扱っている店舗です。土産物としても最適でしょう。

 

郷土料理を楽しめる場所としては「深町」がオススメ。ここでは地元ならではの料理やお好み焼き、たこ焼き、焼きそばなども味わうことができます。地元ならではの味わいでは「ささ」も昔懐かしい風味を今に伝えるお店でオススメですし、焼きそばとフライで人気の「にしかた」などもあります。フライも行田市を代表する人気料理。先に挙げた店のほか、「フライの店 寺 田」「鳥正 本店」などでゼリーフライなどの特産品を味わうことができます。きっと行田市に訪れた際のよい思い出になることでしょう。

 

そのほかにはうなぎの「割烹 魚豊」、イタリアンレストランの「ピッツェリア馬車道 行田店」、そば・うどんの「一茶庵」なども地元で人気の高いお店です。これらのお店で舌鼓を打ちながら仲間同士で歴史の話に花を咲かせるのも楽しいのではないでしょうか。もちろん、地元の人もまだ訪れたことがないお店がたくさんあるはず。改めて地元のグルメの魅力を味わってみるのも楽しいものです。

行田市の教育環境について

子どもを育てやすい環境かどうかはどの世帯にとっても重要なポイント。行田市で暮らす場合でもそれは変わりありません。豊かな自然と歴史に恵まれた地域で、のんびりと子どもが暮らせる環境といってもよい行田市。では教育環境はどうなっているのでしょうか。

 

まず学校の数を見てみましょう。人口1万人あたりにどれぐらいの学校があるのか。小学校では1万人あたり1.80施設。これは関東圏内239エリア中、52番目の数字。なかなかよい環境にあることが窺えます。中学校は0.90施設。こちらは239エリア中46番目。ただ、高等学校になると0.11施設、239エリア中233番目と最低ランクにまで落ち込んでしまいます。このデータから見て、行田市の子どもは中学校までは地元で学び、高校進学は他の市区町村へ行くという構図が窺えます。

 

公立小学校の環境も見てみましょう。特筆すべきは英語の教育時間。平均で140時間となっており、これは関東圏内229エリアのうち8番目。関東では屈指の環境となっています。公立と私立の英語教育の格差が不安視されている中、この点は行田市の教育環境の長所として取り上げておくべきでしょう。他には公立小学校のパソコン導入台数が関東圏228エリアのうち31番目とこちらも高い水準となっています。小学校・中学校の教育環境に恵まれた市といってもよいのではないでしょうか。

 

行田市では保育所の定員数も多めで、全体的に小さい子どもの教育や環境の充実に力を注いでいる様子が窺えます。ファミリー世帯にとっては見逃せないポイントとなるのではないでしょうか。